肛門くん2



 とあるコンビニ前。
 いつものようにサル、カニ、茶釜がウンコ座りで所在無げにたむろしています。
 そこへ*(肛門)が通りかかって声をかけます。

 「やあ君たち。相変わらずヒマそうだね」

 「良かったら、ぼくんとこ来ないかい?」

 サル "ヒマで悪かったな"

 カニ "なんで俺たち誘うんだよ"

 茶釜 "友達・・・少ないんだろうな" 

 それでも三人がのこのこついて行った先は瀟洒な高層マンションでした。 

 「さ、遠慮しないで。少し散らかってるけど」

 サル "へっ! すかしてんじゃねぇよ"

 カニ "なんで*が4LDKに住んでんだ?"

 茶釜 "やっぱ金持ちなんだ" 

 「あいにく女房と喧嘩して実家に帰ってるから、今は独りなんだ」

 サル "なんだ所帯持ちかよ!"

 カニ "誰だよ*と結婚した女って"

 茶釜 "やっぱ相手も*かな・・・" 

 「あ、子供の写真見る? 今度五歳になるんだ」

 サル "子どもまでいたのかよ!"

 カニ "え? *がどうやって子ども作るの?"

 茶釜 "やっぱ子どもも*かな・・・"  

 「どうだい? 可愛いだろ?」

 サル "へっ! *のくせにリボンなんかしてんじゃねぇよ!"

 カニ "女の子? *にも性別あんのか?"

 茶釜 "意外と子煩悩なんだな*も"
     
 「お腹すいた? 焼きそばでも作ろうか?」

 サル "焼きそば?! 出前寿司だろ!ふつう"

 カニ "*の手作り焼きそば・・・やだな、変な味しないかな"

 茶釜 "意外とマメなんだな"

 「あ、トイレならその通路の突き当たり。便器汚さないでね」

 サル "へっ! *に言われたかねぇよ!"

 カニ "*がどうやって便器に・・・どんな便器だ?"

 茶釜 "やっぱきれい好きなんだ"

 「さ、今夜は無礼講だよ。一杯やりながらしみじみ語り明かそうよ」

 サル "何様だ?お前は! 俺たちの上司かっつーの!!"

 カニ "え? *とナニ語り明かせばいいの?"

 茶釜 "やっぱさびしいんだ*も・・・"

 と、それぞれがそれぞれの思いを抱きながらも
 結局は*の家に泊まっていってしまうサル、カニ、茶釜でありました。